HOME>サステナビリティ

カンナの花

2020年5月27日(水)、会社敷地内に"絆をつなぐ「カンナ」"の球根を植えました。

広島に投下された原爆の焼野原の跡に、力強く咲いたカンナ。そのカンナの球根が少しずつ増え、日本各地で植えられているとお聞きしました。その由来と力強く咲くカンナに共感し、ぜひ弊社でもその思いを受け継ぎたいと考えてこのプロジェクトに参加させていただきました。


きっかけは、上水内郡小川村で植えられていたカンナです。このカンナは、長野人権擁護委員協議会の人権擁護委員さん中心となって、小川村内に植えられています。
弊社では、会社のスタート地である小川村の社員が大勢勤務しています。その社員の一人が村内に植えられているカンナを、弊社の敷地にも植えたらどうかと提案してくれました。その後、このプロジェクトを推進されている小川村出身の人権擁護委員さんとお会いして、弊社でもこの取り組みに参加させていただくことになりました。


植栽予定地は芝草で覆われていました。

この乾いた土壌でカンナは育つのでしょうか

機工科(舗装班)社員が芝草を剥して、準備をしてくれました。

現場で発生した残土を再利用して、堆肥(おすみちゃん※)を混ぜてみました。
※おすみちゃん:長野県中野市内の下水処理場で発生する汚泥から作られた堆肥。肥料成分や有機物が豊富に含まれ、こちらも再利用になりますね。

カンナの提案をしてくれた社員です。

カンナの球根、100株を植えました。

春に植えた球根は夏には真っ赤な花を咲かせます。秋になったらこの球根を掘り出して長野人権擁護委員協議会さんに戻します。この活動で植えられたあちらこちらの球根が1つの場所に戻り、翌春にまた「」としてあちらこちらに植えられるそうです。"人権と平和の絆"の思いと、新型コロナウイルス感染でこんな状況下ですので、ご近所の皆様に真っ赤な花で元気付けたいとの思いで植えてみました。

焼野原に真っ赤に咲いた「カンナ」の力強さを、弊社からも発信してまいります。「絆をつなぐカンナ」の花が美しく咲くことを願って。



<その後のカンナ>2020.08.03現在

5月に植えた「カンナ」がやっと咲き始めました!(7月中旬に開花)
今年は梅雨の時期が長く、降雨量が多かったので心配していましたが、梅雨が明けて、真っ赤なカンナが力強く咲いています。

照りつける強い日差しをものともせず咲き誇る赤色のカンナ。熱帯原産の植物なので暑さに強いそうです。暑ければ暑いほど生育がよくなり、色鮮やかで大輪の花を次々と咲かせてくれます。ゆりのような清楚さではなく、情熱的で元気いっぱいの花ですね。
花色は赤の他に、ピンクオレンジなどいろいろあるようです。

植えたのはいいのですが、やっぱり管理が大変!特に草取り!!
キレイに咲いてくれることを願って何度草取りをしたことか・・・。

空に向かって真っ直ぐに咲いています。絆をつなくカンナ!コロナも吹き飛ばせ!