㈱東飯田酒造店　展示室内装改修工事

創業1865年、150年続く老舗の造り酒屋さん「株式会社東飯田酒造店」様です。川中島古戦場と善光寺に近い犀川河畔に位置されています。
酒造の一部を改装して、酒造りの道具や先祖代々に伝わる生活用品の展示する展示室のリニューアル工事を担当させていただきました。

株式会社東飯田酒造店
〒381-2235 長野県長野市篠ノ井小松原1724
TEL 026-292-2014
http://www.motooi.com/

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  こちらは酒造の1F展示室です。 今回の主な工事内容 ・間仕切りを撤去し広い空間を確保（土壁を見せる） ・梁を見上げられるように天井を確保 ・畳を撤去し、以前使用されていた松床板を設置（再利用） ・以前使用していた照明を設置（再利用） ・先代が作られた棚を設置（再利用）

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  以前から展示室はありましたが、階段が急でお客様にケガがあってはいけないと、リニューアルされました。以前、杜氏の方が寝泊まりしていた場所を改修して展示室としました。

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  可能な限り資材は再利用して酒蔵にマッチした趣のある展示室となりました。昔の事務机・おもちゃ・絵葉書・写真・古時計や懐中時計などたくさんの骨董品が展示されています。

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  こちらは酒米を蒸かす釜だそうです。 東飯田酒造店様は「本老の松」で有名な酒蔵です。信州の酒米「美山錦」を使用され、厳しい信州の自然の中で仕込まれた「本老の松」は、香り豊かで飲み飽きしないまろやかな味わいで、地酒として人気があります。

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  徳利や桶、木製の道具など酒屋さんならではの物、古伊万里や九谷焼の皿や器、松代焼の捏ね鉢など台所用品、絵葉書といった昔懐かしい品物が展示されています。

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  明治中期に建てられた離れのお座敷です。今回改修させていただいた蔵の隣の建物です。地籍が「小松原」お酒が「本老の松」で“松”に馴染みがあるそうで、蔵にも離れにも“赤松”がふんだんに使用されています。 こちらは昔、お客様の接待に使用されたお座敷だそうです。床の間には今でも貴重な一枚物の松が使われています。

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  昔の着物やおもてなしのお膳セットが展示されています。明治後期から昭和初期の生活用品など70点が飾られています。

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  客寄せの間です。外格子中硝子入り障子窓や格子欄間が取り付けられています。この中には家がもう一軒建ってしまうほど高価な格子欄間もあるそうです。