HOME>施工事例> 古民家再生 >蔵解体工事(1)

蔵解体工事(1)

蔵解体工事(1)
所在地 上水内郡小川村
竣工年 平成19年4月
  • 蔵解体工事(1)
    着工前の2階小屋梁の様子です。この蔵は明治に建てられていましたが、大切に使用されていたため良い状態で残っていました。梁には建てられた日付「時 明治44年4月吉祥日」と棟梁さんの名前が墨で記されていました。
  • 蔵解体工事(1)
    柱・梁を一本ずつ解体・撤去するにはバックホウなどの建設機械を使用することはできません。丁寧に手作業で行いました。屋根と土壁を落とす作業から始めるために、まず足場を組みました。
  • 蔵解体工事(1)
    土壁落し作業の様子です。徐々に昔ながらの造りが見えてきました。
  • 蔵解体工事(1)
    2階の作業状況です。土壁は外側・内側ともに叩いて落としますが、厚みがあるので力が必要となります。土壁が取り除かれると竹小舞下地が現れました。
  • 蔵解体工事(1)
    1階の作業状況です。2階の梁が見えます。柱を残して天井と小舞組み、床を撤去します。
  • 蔵解体工事(1)
    土壁を落としている様子です。
  • 蔵解体工事(1)
    壁と屋根の撤去が完了した骨組みの全景です。しっかりと組まれています。
  • 蔵解体工事(1)
    2階の小屋梁です。木の特性を利用した梁の曲がり具合が見事です。立派な蔵だったことを証明してくれています。
  • 蔵解体工事(1)
    小屋組みの解体作業にはクレーン車を使用しました。昔の職人さんたちはどのように2階まで梁を上げていたのでしょうか。
  • 蔵解体工事(1)
    撤去された柱と梁です。味わいのある部材を処分してしまうのは勿体ないですね。部材の嫁ぎ先(再利用)が決まって良かったです。
  • 蔵解体工事(1)
    整地して解体作業は完了です。地元の職人さんが心を込めて造った蔵を再利用できることは嬉しいことです。当社では引き続き古民家再生のご提案を行ってまいります。