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厚生労働省 生理休暇に関するシンポジウムに参加

2023年9月28日、厚生労働省で開かれた「働く女性と生理休暇に関するシンポジウムについて」に登壇して参りました。

国会議事堂が見える会場で気持ちがピリッとして緊張しました。

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このシンポジウムは、働く女性は生理による不快な症状が強い場合であっても、我慢しながら仕事をしている傾向にあることを受け、そうした女性が能力発揮できるような職場環境整備の機運を醸成するために初めて開かれました。

詳細はこちら>厚生労働省 報道発表資料

 
 

紹介された調査結果では、生理休暇の取得率は0.9%(令和2年)とかなり低めで、
生理による不快な症状について「症状が強いが我慢している」と回答した女性の割合が66.4%。
治療して症状を軽減している女性労働者はたったの5.1%。

生理休暇を利用しにくい要因としては、男性上司に申請しにくい61.8%、利用している人が少ないので申請しにくい50.5%、休んで迷惑を掛けたくないが36.2%と続いていました。

 
 

これを受けて生理休暇を取りづらくても、我慢しないで有休を取得する、名称を替えてみるなどの提案もありました。

婦人科医の高尾先生からは「不調をそのままにしておかない。諦めない。」「周り(職場の仲間、家族なと)のために諦めない!前向きに過ごせるよう『生理休暇を取りずらい』から一歩先へ」というメッセージをいただきました。

 
 

新しい観点で生理や生理休暇について考えることができる大変勉強になるシンポジウムでした。このような機会をいただき、ありがとうございました。

生理の症状以外にも、更年期症状など性別に関係なく病気の症状はありますので、会社や社会での理解を深め、お互いにサポートしながら働く環境を整えていけたらと思います。

 
 

シンポジウムの様子はアーカイブが公開されていますので、宜しければご覧ください。

詳細はこちら>シンポジウム アーカイブ

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