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locusフィールドスタディ受入

マイナビさんが実施している「locus(ローカス)」の フィードスタディで生徒さんを受け入れました!

locus(ローカス)は、企業の繋がり(サプライチェーン)やイノベーションの事例をヒントに、地域や社会の課題解決を考える、高校生向けの学習プログラムです。

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事前に生徒さんが学校で、製品・サービスの材料調達から顧客に届くまでの流れや、商品開発・販路拡大・製品の改善事例などについて学んだ後、フィールドスタディとして実際に企業の方と交流し、学んだことを今後の生活に生かす学習をするという流れで行われます。
当社はこのフィールドスタディの部分で「古民家をリフォームするお仕事について学んでみよう」というテーマで生徒さんを受け入れました。
locus-r3-east6_R.jpg 来てくれたのは8~10名の生徒さん。2021年10月1日長野東高校、10月7日篠ノ井高校、11月5日清泉女学院高等学校、12月14日日大高等学校の4校です。
まずはお互いに自己紹介!社員からは、モットーや、高校時代の夢など。生徒さんからは好きな授業や今ハマっていることなどを話してもらって和やかな雰囲気に。
さらに緊張をほぐしてもらうため、「距離をはかってみよう」と題してアイスブレイクを用意しました!これは自分の身体を使って目測してみようという内容なのですが、まず目盛を置いた地面を何回か歩き、自分の踵から踵までの歩幅が何cmなのかを測ります。次に50m歩くには自分の歩幅で何歩あるけば良いのかを計算し、みんなで実際に50mを目測しました!
歩いた位置に印をして、メジャーで測ってみると・・・なかなかぴったりにはいきません!大きく過ぎてしまう人、足りない人さまざまですが、会話も弾んでより打ち解けた雰囲気になりました。
ちなみに雨の日は自分の手のひらや指の長さを使って家具や壁の長さを測りました !
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その後は室内に移動して、会社の紹介としてSDGsへの取り組み、社員が働きやすい環境づくり、インターンシップの受入実績などをお話させていただきました。また古民家改装や、土木工事現場にいる社員とZoomをつないで実際にどんな仕事をしているのかも紹介しました。 locus-r3-nichi1_R.jpg
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会社紹介の後は「古民家再生」について、リフォームやリノベーションの違い、どうして古いものを再生して使うのか、どんな工程・人を経て再生されていくのかを紹介しました。そしてその過程を体験してもらおうということで、ワークを用意しました!

生徒さんには古民家再生の設計士さんになったという設定で、家主さんの希望を叶えるための設計を行なってもらいました。といってもテーブルや椅子、テレビなどの家具やコンロ、トイレなどの図が書かれたシートを、家の枠がかかれた図面に置いていく簡単なものです。
家主さんの要望は、古民家の雰囲気を残した部分も欲しい、車は3台停めたい、ガーデニングスペースも欲しいなど様々です。最初は探り探りで、手が止まってしまっていた生徒さんも設計室の社員からのアドバイスを受け、ああでもないこうでもないと相談しながら楽しそうにワークを進めていました。
最後は出来上がった図面をみながら工夫した点や難しかった点について発表してもらいました。
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今回は建設会社の仕事内容、自治体や協力会社さんとのつながり、古民家再生について、ご紹介しましたが皆さん熱心にメモを取りながら聞いてくださっていたのが印象的でした。今回のフィールドワークが建設業という仕事や、地域・社会へ関わるという事について何か感じるものがあったのなら嬉しく思います。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。